新潟市江南区の液状化リスクを解説
新潟市江南区でマイホームの購入や賃貸を検討している方、またはすでに江南区にお住まいの方にとって、液状化リスクの確認は重要です。
江南区は2028年に鳥屋野潟南部開発を控え、今最も注目されているエリアですが、液状化リスクも理解しておく必要があります。
2024年1月1日の能登半島地震では、江南区でも液状化が発生しましたが、西区ほど大きな被害は報告されませんでした。
この記事では、新潟市江南区の液状化リスクをデータで詳しく解説し、安全なエリアと注意が必要なエリアをご紹介します。

江南区の液状化リスクの特徴【データで見る】
新潟市江南区の液状化リスクをデータで見てみましょう。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 対象町名数 | 103町名 |
| 液状化スコア平均 | 3.99 |
| スコア5(最高リスク) | 11町名(10.7%) |
| スコア4以上の割合 | 91.3% |
| スコア3以下の安全エリア | 9町名 |
江南区は平均スコア3.99と、4区の中では西区(3.83)に次いで低い数値です。
スコア4が80.6%と最も多く、比較的安定した液状化リスク分布となっています。
スコア5は10.7%と4区の中で最も少なく、極端に危険な地域は少ないエリアです。
2024年能登半島地震での江南区【被害は限定的】
2024年1月1日の能登半島地震では、江南区でも液状化が発生しましたが、西区に比べて被害は限定的でした。
江南区で被害が少なかった理由
- 西区ほど広大な砂州地帯ではない
- 信濃川から離れた場所が多い
- 比較的内陸に位置している
- 極端に海抜が低いエリアが少ない
ただし、一部のエリアでは道路の陥没や噴砂現象が報告されています。
江南区も液状化リスクが高いエリアであることに変わりはなく、今後の地震への備えが必要です。
液状化リスクが高い地域 TOP5
江南区で特に液状化リスクが高い地域をご紹介します。
| 町名 | 液状化スコア | 海抜 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 阿賀野 | 5 | 6.8m | 海抜は高いがスコア5 |
| 西野 | 5 | -0.1m | 海抜マイナス |
| 姥ケ山 | 5 | 0.1m | 海抜ほぼゼロ |
| 大渕 | 5 | 0.3m | 低地エリア |
| 松山 | 5 | 1.4m | 低地エリア |
これらの地域はすべてスコア5です。
西野は海抜-0.1mと江南区で最も低く、液状化リスクが高いエリアです。
阿賀野は海抜6.8mと高いにもかかわらずスコア5なのは、地盤の性質が影響していると考えられます。
液状化リスクが低い地域 TOP5【亀田本町が安全】
江南区にも液状化リスクが低い安全なエリアがあります。
| 町名 | 液状化スコア | 海抜 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 泥潟 | 2 | 0.0m | 江南区で最も安全 |
| 直り山 | 2 | 0.7m | 比較的安全 |
| 藤山 | 2 | 1.3m | 比較的安全 |
| 亀田本町 | 3 | 1.5m | 亀田地区で最も安全 |
| 砂山 | 3 | 5.1m | 高台エリア |
泥潟・直り山・藤山はスコア2で、江南区で最も液状化リスクが低いエリアです。
亀田本町はスコア3で、人気の亀田地区の中では最も安全な地域です。
砂山は海抜5.1mと高く、スコア3の安全なエリアです。
亀田地区の液状化リスク【人気エリアの実態】
江南区で最も人気の高い亀田地区の液状化リスクを見てみましょう。
亀田地区の12町名のうち、亀田本町のみスコア3で、残り11町名はスコア4です。
亀田地区は2028年鳥屋野潟南部開発に近く、土地価格が上昇していますが、液状化リスクも理解した上で検討する必要があります。
亀田地区で比較的安全なエリア
- 亀田本町(スコア3、海抜1.5m)
- 亀田新明町(スコア4、海抜2.0m)
- 亀田水道町(スコア4、海抜1.8m)
- 亀田東町(スコア4、海抜1.6m)
亀田地区で注意が必要なエリア
- 亀田長潟(スコア4、海抜-0.9m)
- 亀田早通(スコア4、海抜-0.3m)
液状化に強い地盤の見分け方
江南区で液状化リスクが低い地盤を見分けるポイントをご紹介します。
①スコア3以下のエリアを選ぶ
江南区はスコア3以下が9町名しかなく、非常に貴重です。
②海抜が高いエリアを選ぶ
中野山(海抜9.1m)や砂山(海抜5.1m)など、海抜が高いエリアは比較的安全です。
③亀田地区なら亀田本町
亀田地区で唯一スコア3の亀田本町は、液状化リスクが低いエリアです。
④海抜マイナスのエリアを避ける
西野や亀田長潟など、海抜マイナスのエリアは液状化リスクが高いです。
今住んでいる人・賃貸の方向け対策
すでに江南区に住んでいる方や、賃貸にお住まいの方も、液状化対策ができます。
すぐにできる対策
□地震保険に加入する(液状化被害も補償対象)
□家具を固定する(転倒防止グッズを活用)
□避難経路を複数確認しておく
□非常用持ち出し袋を玄関近くに置く
□近隣の避難所を家族で確認する
賃貸の方向け
□家財保険に地震補償を付ける
□大家さんに建物の耐震性を確認する
□液状化リスクを理解した上で住む
□引っ越しを検討する場合は海抜とスコアを確認
持ち家の方向け
□地盤調査を専門業者に依頼する
□地盤改良工事を検討する
□建物の耐震診断を受ける
□基礎の状態を定期的にチェックする
□2028年開発後の地価上昇を見据えた対策
江南区は2028年開発を控え、将来性が高いエリアです。
液状化リスクを理解した上で、適切な対策を行いましょう。
まとめ:江南区は将来性高いが液状化リスクも理解を
新潟市江南区は、2028年鳥屋野潟南部開発を控え、将来性が非常に高いエリアです。
液状化スコア4以上が91.3%と高い割合ですが、スコア5は10.7%と4区の中で最も少なく、極端に危険な地域は少ないです。
2024年能登半島地震では、西区ほど大きな被害は報告されませんでした。
亀田本町(スコア3)や砂山(海抜5.1m)など、比較的安全なエリアも存在します。
亀田地区は人気が高まっていますが、液状化リスクも理解した上で検討することが大切です。
すでに住んでいる方は、地震保険への加入や家具の固定など、できる対策から始めましょう。
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