新潟市西区の洪水リスクの特徴
新潟市西区でマイホームの購入や賃貸を検討している方にとって、洪水ハザードマップの確認は欠かせません。
2024年1月1日の能登半島地震では、新潟市西区が県内で最も大きな被害を受けたことを覚えている方も多いでしょう。
特に液状化による被害が1.1万件以上発生し、多くの住宅や道路に影響が出ました。
「西区のどの地域が安全なの?」「液状化と洪水リスクの関係は?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、新潟市西区の洪水ハザードマップの見方から、地域別のリスク評価、2024年地震後の現状まで、家族の安全を守るために知っておきたい情報を詳しく解説します。

ハザードマップのスコアとは?【初めての方向け】
住まハザでは、災害リスクを0〜5の数字(スコア)で表示しています。
このスコアは、想定される被害の大きさを示したもので、数字が大きいほど危険度が高いことを意味します。
例えば洪水の場合、次のように分類されます。
- スコア0:浸水の心配なし(安全)
- スコア1:床下浸水程度(0〜0.5m未満)
- スコア2:1階床上浸水(0.5〜1m未満)
- スコア3:1階天井近くまで浸水(1〜3m未満)⚠️
- スコア4:2階まで浸水の恐れ(3m以上)⚠️⚠️
スコア3以上のエリアは特に注意が必要です。
家族で避難場所を確認したり、2階に貴重品を保管するなど、日頃からの備えが大切になります。
💡 ワンポイント
同じスコアでも、海抜が高いエリアの方が安全です。例えば「スコア3、海抜5m」と「スコア3、海抜-0.5m」では、前者の方がリスクは低いと言えます。
新潟市西区の洪水リスクの特徴【2024年地震の教訓】
新潟市西区は信濃川に近く、平均海抜が約5.49mと比較的高いものの、地域によって大きな差があります。
2024年1月1日の能登半島地震では、西区で震度5強を観測しました。
被害の中心は液状化現象で、特に県道16号線沿いの寺尾・坂井・内野・青山地区で深刻な被害が発生しました。
道路の陥没や地盤のスライド、建物の傾きなど、広範囲に影響が及びました。
坂井輪中学校は損傷が激しく、校舎の改築が決定されています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 対象町名数 | 123町名 |
| 洪水スコア平均 | 2.26 |
| スコア3以上の割合 | 63.4% |
| 平均海抜 | 5.49m |
| 海抜マイナスの地域 | 16町名 |
約63%の地域が洪水スコア3(浸水深1〜3m想定)に該当しますが、中央区の68%と比較するとやや低くなっています。
ただし、液状化リスクが高い地域が多いため、洪水だけでなく地震時の液状化にも注意が必要です。
現在、新潟市では液状化対策の説明会を開催しており、街区単位での対策実施に向けて取り組みが進められています。
新潟市西区で洪水リスクが高い地域【データで見る】
データ分析の結果、新潟市西区で特に注意が必要な地域をご紹介します。
これらの地域は海抜が低いか、信濃川に近いため、大雨時には警戒が必要です。
| 町名 | 洪水スコア | 海抜 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 北場 | 3 | -1.8m | 海抜最低 |
| 寺尾東 | 1 | -1.3m | 2024年地震で液状化 |
| 大潟 | 3 | -1.2m | 海抜マイナス |
| 亀貝 | 3 | -1.1m | 海抜マイナス |
| 新通 | 3 | -1.0m | 海抜マイナス |
海抜がマイナスのエリアは、排水ポンプが停止すると長期間水が引かないリスクがあります。
特に寺尾・坂井・ときめき西・善久地区は、2024年の地震で液状化被害を受けた地域と重なっています。
液状化しやすい地盤は、洪水時にも地盤が不安定になりやすい傾向があるため、二重の注意が必要です。
これらの地域にお住まいの方は、ハザード保険(水災補償)への加入や、2階への避難経路の確認を強くおすすめします。
洪水リスクが低い安全なエリアも紹介
一方で、新潟市西区には洪水リスクが低く、安心して暮らせるエリアも数多く存在します。
| 町名 | 洪水スコア | 海抜 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 五十嵐東 | 1 | 25.2m | 高台エリア |
| 五十嵐三の町中 | 3 | 21.9m | 高台・大学近く |
| 五十嵐西 | 3 | 17.0m | 新潟大学周辺 |
| 五十嵐三の町東 | 0 | 16.6m | 浸水リスクなし |
| 五十嵐三の町西 | 3 | 16.4m | 高台エリア |
新潟大学周辺の五十嵐地区は、海抜が高く洪水リスクが低いエリアです。
学生街として栄えており、スーパーや飲食店も充実しています。
また、青山地区や内野地区にも海抜が高く安全な場所が点在しています。
これらの地域は2024年の地震でも比較的被害が少なく、地盤が安定していると言えます。
西区の魅力【子育て・暮らしやすさ】
防災情報だけでなく、西区の魅力もご紹介します。
道の駅 新潟ふるさと村
新潟市西区山田にある県内最大級の道の駅です。
新潟の特産品が約1万点揃うバザール館や、新潟の歴史・文化を学べるアピール館があります。
週末にはイベントや体験教室が開催され、家族で一日中楽しめます。
四季折々の花畑も美しく、春のチューリップは特に人気です。
農業が盛ん
西区は「くろさき茶豆」で有名な農業地帯です。
かつて認定農業者数が全国トップだった実績があり、新鮮な野菜が手に入ります。
都市機能と農村が共存する、のどかで暮らしやすい環境です。
子育て環境
新潟市は地域子育て支援拠点数が全国1位で、待機児童もゼロです。
西区内にも複数の地域子育て支援センターがあり、親子で気軽に利用できます。
公園も充実しており、海水浴場へのアクセスも良好です。
交通の便
JR越後線が通っており、新潟駅まで約20〜30分でアクセスできます。
新潟西バイパスや国道8号線が整備され、車での移動も便利です。
家族を守るために今できること【防災チェックリスト】
新潟市西区で安心して暮らすために、以下のポイントを確認しましょう。
- □住まハザで自宅の町名を検索し、洪水スコア・海抜・液状化リスクを確認する
- □避難場所と避難経路を確認し、家族で実際に歩いて確認しておく
- □スコア2以上のエリアは、ハザード保険(水災補償)の加入を検討する
- □貴重品や非常用持ち出し袋は2階に保管する
- □新潟市の液状化対策説明会に参加し、情報収集する
2024年の地震を経験した西区だからこそ、日頃の備えが大切です。
地域の防災訓練にも積極的に参加しましょう。
まとめ:洪水ハザードマップを活用して安全な暮らしを
新潟市西区は、道の駅ふるさと村や豊かな自然環境など、魅力あふれる地域です。
一方で、2024年の能登半島地震では液状化被害を経験しました。
洪水リスクと液状化リスクの両方を理解し、家族で防災対策を話し合うことが大切です。
住まハザでは、新潟市西区の全123町名について、洪水リスクだけでなく津波・液状化・浸水・海抜の情報を無料で検索できます。
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