新潟市4区を徹底比較~液状化リスク~
新潟市でマイホームの購入や賃貸を検討している方にとって、どの区を選ぶかは非常に重要な決断です。
2024年1月1日の能登半島地震では、西区で1.1万件以上の液状化被害が発生し、液状化リスクが改めて注目されました。
新潟市の中央区・西区・東区・江南区は、それぞれ液状化リスクが大きく異なります。
この記事では、新潟市4区の液状化リスクを徹底比較し、各区の特徴と安全なエリアをご紹介します。

新潟市4区の液状化リスク比較【一目でわかる】
まずは、新潟市4区の液状化リスクをデータで比較してみましょう。
| 区名 | 町名数 | 液状化平均 | スコア5の割合 | スコア4以上 |
|---|---|---|---|---|
| 中央区 | 211町名 | 4.36 | 50.7% | 86.7% |
| 西区 | 123町名 | 3.83 | 17.1% | 68.3% |
| 東区 | 103町名 | 4.29 | 35.0% | 94.2% |
| 江南区 | 103町名 | 3.99 | 10.7% | 91.3% |
このデータから、以下のことがわかります。
- 中央区:平均スコア4.36と最も高く、スコア5が50.7%
- 西区:平均スコア3.83と最も低いが、2024年地震で最大被害
- 東区:スコア4以上が94.2%と最も高い割合
- 江南区:スコア5が10.7%と最も少ない
2024年地震で見えた真実【スコアと被害は一致しない】
2024年能登半島地震で、重要な事実が明らかになりました。
液状化スコアが高くても、実際の被害は必ずしも大きくないということです。
| 区名 | スコア5の割合 | 2024年被害 |
|---|---|---|
| 中央区 | 50.7%(最多) | 限定的 |
| 西区 | 17.1% | 1.1万件以上 |
| 東区 | 35.0% | 限定的 |
| 江南区 | 10.7%(最少) | 限定的 |
中央区はスコア5が50.7%と最も多いのに、被害は限定的でした。
これは、中央区が都市部で地盤改良が進んでいることや、鉄筋コンクリート造の建物が多いことが理由と考えられます。
一方、西区はスコア5が17.1%と少ないのに、最も大きな被害が出ました。
これは、西区に広大な砂州地帯が広がっているためです。
液状化リスクは、スコアだけでなく地域の特性も考慮する必要があります。
各区の特徴を徹底比較【どの区が安全?】
液状化リスクだけでなく、各区の特徴も理解して総合的に判断することが大切です。
🏙️ 中央区:スコア最高だが都市部で地盤改良済み
- 液状化平均スコア4.36と4区で最高
- スコア5が50.7%と非常に多い
- 2024年地震では被害限定的
- 都市部で地盤改良が進んでいる
- 海辺町(スコア1)が唯一の最低リスクエリア
🌾 西区:スコア低いが2024年地震で最大被害
- 液状化平均スコア3.83と4区で最低
- 2024年地震で1.1万件以上の被害
- 信濃川沿いの砂州地帯が危険
- 五十嵐地区(海抜20m以上)は非常に安全
- 海抜10m以上のエリアが24町名と最多
✈️ 東区:スコア4以上が94.2%と最高
- スコア4以上が94.2%と4区で最高割合
- 液状化平均スコア4.29
- 2024年地震では被害限定的
- 月見町(海抜11.1m)など安全エリアあり
- スコア3以下が5.8%と非常に少ない
🏗️ 江南区:スコア5が10.7%と最少
- スコア5が10.7%と4区で最少
- 液状化平均スコア3.99
- 2024年地震では被害限定的
- 2028年開発で将来性が高い
- 亀田本町(スコア3)が人気エリアで比較的安全
新潟市4区で液状化リスクが低い地域 TOP5
4区全体の中から、液状化リスクが特に低い安全なエリアをご紹介します。
| 順位 | 区名 | 町名 | 液状化スコア | 海抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 中央区 | 海辺町 | 1 | 2.6m |
| 2位 | 中央区 | 嘉木 | 2 | -0.4m |
| 3位 | 中央区 | 山田町 | 2 | -0.6m |
| 4位 | 西区 | 道河原 | 2 | 1.3m |
| 5位 | 西区 | 中野小屋 | 2 | 1.9m |
中央区の海辺町は、新潟市4区で唯一のスコア1のエリアです。
西区・江南区にもスコア2のエリアが複数あり、比較的安全な地域と言えます。
東区はスコア2以下のエリアがなく、最も低いのがスコア3です。
新潟市4区で液状化リスクが高い地域 TOP5
一方で、4区全体の中で特に注意が必要なエリアもご紹介します。
| 順位 | 区名 | 町名 | 液状化スコア | 海抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 西区 | 寺尾東 | 5 | -1.3m |
| 2位 | 西区 | 寺尾前通 | 5 | -1.2m |
| 3位 | 西区 | 小針南 | 5 | -1.1m |
| 4位 | 中央区 | 鵜ノ子 | 5 | -1.0m |
| 5位 | 西区 | 東青山 | 5 | -1.0m |
海抜がマイナス1m以下のエリアは、液状化リスクが非常に高いです。
TOP5のうち4つが西区で、西区の低地エリアは特に注意が必要です。
これらの地域は、2024年地震でも実際に被害が報告されました。
ライフスタイル別おすすめエリア【液状化リスクで選ぶ】
あなたのライフスタイルに合わせて、最適な区を選びましょう。
| 重視するポイント | おすすめの区 | 理由 |
|---|---|---|
| 液状化リスク最小 | 中央区(海辺町) | 唯一のスコア1エリア |
| 高台の安全性 | 西区(五十嵐地区) | 海抜20m以上、2024年被害なし |
| 実績重視 | 東区・江南区 | 2024年地震で被害限定的 |
| 将来性 | 江南区(亀田本町) | 2028年開発+スコア3 |
| 利便性 | 中央区 | 都市部で地盤改良済み |
液状化対策チェックリスト【全区共通】
どの区に住む場合でも、以下の液状化対策は必須です。
□住まハザで自宅の町名を検索し、液状化スコアを確認する
□地震保険に加入する(液状化被害も補償対象)
□家具を固定する(転倒防止グッズを活用)
□避難経路を複数確認しておく
□非常用持ち出し袋を玄関近くに置く
□近隣の避難所を家族で確認する
□持ち家の場合は地盤調査を検討する
□2024年地震の被害マップを確認する
新潟市は全体的に液状化リスクが高いエリアです。
どの区を選んでも、日頃からの備えが大切です。
まとめ:液状化リスクは区によって大きく異なる
新潟市4区の液状化リスクを比較してきました。
中央区はスコアが最も高いですが、都市部で地盤改良が進んでおり、2024年地震では被害が限定的でした。
西区はスコアが最も低いですが、砂州地帯が広がっており、2024年地震で1.1万件以上の被害が出ました。
東区はスコア4以上が94.2%と最も高い割合ですが、2024年地震では被害が限定的でした。
江南区はスコア5が10.7%と最も少なく、2028年開発を控え将来性が高いエリアです。
液状化リスクは、スコアだけでなく地域の特性も考慮することが重要です。
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