新潟市4区を徹底比較~液状化リスク~

更新日:2025.12.16

新潟市でマイホームの購入や賃貸を検討している方にとって、どの区を選ぶかは非常に重要な決断です。

2024年1月1日の能登半島地震では、西区で1.1万件以上の液状化被害が発生し、液状化リスクが改めて注目されました。

新潟市の中央区・西区・東区・江南区は、それぞれ液状化リスクが大きく異なります。

この記事では、新潟市4区の液状化リスクを徹底比較し、各区の特徴と安全なエリアをご紹介します。


 

新潟市4区の液状化リスク比較【一目でわかる】

まずは、新潟市4区の液状化リスクをデータで比較してみましょう。

区名 町名数 液状化平均 スコア5の割合 スコア4以上
中央区 211町名 4.36 50.7% 86.7%
西区 123町名 3.83 17.1% 68.3%
東区 103町名 4.29 35.0% 94.2%
江南区 103町名 3.99 10.7% 91.3%

このデータから、以下のことがわかります。

  • 中央区:平均スコア4.36と最も高く、スコア5が50.7%
  • 西区:平均スコア3.83と最も低いが、2024年地震で最大被害
  • 東区:スコア4以上が94.2%と最も高い割合
  • 江南区:スコア5が10.7%と最も少ない

 

2024年地震で見えた真実【スコアと被害は一致しない】

2024年能登半島地震で、重要な事実が明らかになりました。

液状化スコアが高くても、実際の被害は必ずしも大きくないということです。

区名 スコア5の割合 2024年被害
中央区 50.7%(最多) 限定的
西区 17.1% 1.1万件以上
東区 35.0% 限定的
江南区 10.7%(最少) 限定的

中央区はスコア5が50.7%と最も多いのに、被害は限定的でした。

これは、中央区が都市部で地盤改良が進んでいることや、鉄筋コンクリート造の建物が多いことが理由と考えられます。

一方、西区はスコア5が17.1%と少ないのに、最も大きな被害が出ました。

これは、西区に広大な砂州地帯が広がっているためです。

液状化リスクは、スコアだけでなく地域の特性も考慮する必要があります。

 

各区の特徴を徹底比較【どの区が安全?】

液状化リスクだけでなく、各区の特徴も理解して総合的に判断することが大切です。

🏙️ 中央区:スコア最高だが都市部で地盤改良済み

  • 液状化平均スコア4.36と4区で最高
  • スコア5が50.7%と非常に多い
  • 2024年地震では被害限定的
  • 都市部で地盤改良が進んでいる
  • 海辺町(スコア1)が唯一の最低リスクエリア

🌾 西区:スコア低いが2024年地震で最大被害

  • 液状化平均スコア3.83と4区で最低
  • 2024年地震で1.1万件以上の被害
  • 信濃川沿いの砂州地帯が危険
  • 五十嵐地区(海抜20m以上)は非常に安全
  • 海抜10m以上のエリアが24町名と最多

✈️ 東区:スコア4以上が94.2%と最高

  • スコア4以上が94.2%と4区で最高割合
  • 液状化平均スコア4.29
  • 2024年地震では被害限定的
  • 月見町(海抜11.1m)など安全エリアあり
  • スコア3以下が5.8%と非常に少ない

🏗️ 江南区:スコア5が10.7%と最少

  • スコア5が10.7%と4区で最少
  • 液状化平均スコア3.99
  • 2024年地震では被害限定的
  • 2028年開発で将来性が高い
  • 亀田本町(スコア3)が人気エリアで比較的安全

 

新潟市4区で液状化リスクが低い地域 TOP5

4区全体の中から、液状化リスクが特に低い安全なエリアをご紹介します。

順位 区名 町名 液状化スコア 海抜
1位 中央区 海辺町 1 2.6m
2位 中央区 嘉木 2 -0.4m
3位 中央区 山田町 2 -0.6m
4位 西区 道河原 2 1.3m
5位 西区 中野小屋 2 1.9m

中央区の海辺町は、新潟市4区で唯一のスコア1のエリアです。

西区・江南区にもスコア2のエリアが複数あり、比較的安全な地域と言えます。

東区はスコア2以下のエリアがなく、最も低いのがスコア3です。

 

新潟市4区で液状化リスクが高い地域 TOP5

一方で、4区全体の中で特に注意が必要なエリアもご紹介します。

順位 区名 町名 液状化スコア 海抜
1位 西区 寺尾東 5 -1.3m
2位 西区 寺尾前通 5 -1.2m
3位 西区 小針南 5 -1.1m
4位 中央区 鵜ノ子 5 -1.0m
5位 西区 東青山 5 -1.0m

海抜がマイナス1m以下のエリアは、液状化リスクが非常に高いです。

TOP5のうち4つが西区で、西区の低地エリアは特に注意が必要です。

これらの地域は、2024年地震でも実際に被害が報告されました。

 

ライフスタイル別おすすめエリア【液状化リスクで選ぶ】

あなたのライフスタイルに合わせて、最適な区を選びましょう。

重視するポイント おすすめの区 理由
液状化リスク最小 中央区(海辺町) 唯一のスコア1エリア
高台の安全性 西区(五十嵐地区) 海抜20m以上、2024年被害なし
実績重視 東区・江南区 2024年地震で被害限定的
将来性 江南区(亀田本町) 2028年開発+スコア3
利便性 中央区 都市部で地盤改良済み

 

液状化対策チェックリスト【全区共通】

どの区に住む場合でも、以下の液状化対策は必須です。

□住まハザで自宅の町名を検索し、液状化スコアを確認する

□地震保険に加入する(液状化被害も補償対象)

□家具を固定する(転倒防止グッズを活用)

□避難経路を複数確認しておく

□非常用持ち出し袋を玄関近くに置く

□近隣の避難所を家族で確認する

□持ち家の場合は地盤調査を検討する

□2024年地震の被害マップを確認する

 

新潟市は全体的に液状化リスクが高いエリアです。

どの区を選んでも、日頃からの備えが大切です。

 

まとめ:液状化リスクは区によって大きく異なる

新潟市4区の液状化リスクを比較してきました。

中央区はスコアが最も高いですが、都市部で地盤改良が進んでおり、2024年地震では被害が限定的でした。

西区はスコアが最も低いですが、砂州地帯が広がっており、2024年地震で1.1万件以上の被害が出ました。

東区はスコア4以上が94.2%と最も高い割合ですが、2024年地震では被害が限定的でした。

江南区はスコア5が10.7%と最も少なく、2028年開発を控え将来性が高いエリアです。

液状化リスクは、スコアだけでなく地域の特性も考慮することが重要です。

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