新潟市江南区で在宅避難を選ぶ判断基準|自宅で安全に過ごす方法

更新日:2026.02.07

災害が発生したとき、必ずしも避難所へ行く必要はないことをご存知ですか。

 

新潟市江南区にお住まいの方の中には、「避難所は混雑しそう」「自宅の方が安心できる」と感じる方もいるでしょう。

 

実は、条件が整えば「在宅避難」という選択肢もあるんです。

 

ただし、江南区には特有のリスクがあるため、正しい判断基準を知っておくことが大切ですね。

 

東日本大震災を経験した方は、在宅避難について「想像以上の大変さだった」と語っています。

 

この記事では、在宅避難の判断基準と、実際に必要になる備えを詳しく解説します。

 

この記事でわかること
・在宅避難を選べる条件と判断基準
・江南区で在宅避難する際の特有の注意点
・ライフライン停止時に起こること(体験談)
・在宅避難に必要な備蓄品リスト

 

在宅避難を選べる3つの条件

 

在宅避難を選択できるのは、以下の条件を満たす場合です。

 

1つ目は、自宅の建物が安全であること。

 

地震後に建物に大きな損傷がなく、倒壊の恐れがない状態であることが前提となります。

 

壁にひび割れがある、ドアが開かなくなったなどの場合は、建物の安全性を専門家に確認してもらうまで、在宅避難は控えた方が良いでしょう。

 

2つ目は、浸水の危険がないこと。

 

江南区は亀田郷と呼ばれる干拓地で、海抜がマイナスの地域もあります。

 

ハザードマップで浸水想定区域に入っている場合、大雨や洪水時の在宅避難は避けるべきでしょう。

 

3つ目は、十分な備蓄があること。

 

最低3日分、できれば1週間分の水と食料がなければ、在宅避難は困難です。

 

被災者の方は「きちんとしたものが届くようになったのは被災から1週間後だった」と証言しています。

 

江南区で在宅避難する際の特有リスク

 

江南区は排水施設に依存した土地という特徴があります。

 

通常は排水ポンプで水を排出していますが、停電時にはこの機能が低下する可能性があるんです。

 

大雨と停電が重なった場合、急激に浸水が進むことも考えられます。

 

在宅避難を選んだ後でも、状況が悪化したら避難所へ移動する判断が必要ですね。

 

常に最新の気象情報と避難情報をチェックしておきましょう。

 

被災経験者は「指定された場所が絶対に安全だと思い込んで避難したことを後悔している」と語っています。

 

災害の種類や規模によっては、避難所も自宅も危ない場合があります。

 

普段から複数のシナリオを想定しておくことが大切です。

 

「ガスだからお湯が出る」は大間違い

 

在宅避難で最も困るのが、電気・ガス・水道の停止です。

 

ここで多くの方が見落としがちな事実があります。

 

被災者の方はこう語っています。

 

「断水していなければガスだからお風呂のお湯が出ると思ったら大間違い。ガスのスイッチは電気で入るので、停電したらたちまちお湯は使えません

 

これは意外と知られていない事実ですよね。

 

東日本大震災で仙台市内に住んでいた方によると、電気は5日後に復旧したものの、余震のたびに停電してしまったそうです。

 

水道は6日後に復旧しましたが、復旧してからしばらくはサビが出ていて飲めるような水ではなく、完全復旧までには10日くらいかかったとのこと。

 

「最初に水を確保しておいて本当に良かった」と振り返っています。

 

在宅避難で「暗いと何もできない」現実

 

停電を経験した方は「暗いと何もできないことを改めて実感した」と語っています。

 

ガスコンロは使えても、灯りがないとそもそも調理どころではありません。

 

懐中電灯やLEDランタンは、在宅避難の必需品です。

 

できれば各部屋に1つ、最低でもリビングとトイレに1つずつは置いておきたいですね。

 

また、「電気が通らないと、携帯電話の充電ができなくなり、大事な情報を取れなくなる」という証言もあります。

 

モバイルバッテリーは常にフル充電にしておくこと。

 

できればソーラー充電できるタイプがあると、長期の停電にも対応できます。

 

お風呂に入れないストレスは想像以上

 

福島で被災した方は、こう語っています。

 

「震災直後だけはガス・水道が使えたので、すぐにバスタブにお湯を張り入浴した。まもなくガスと水道が使えなくなり、ただでさえ不安だらけの状況で、お風呂に入れないのは想像以上のストレスだった」

 

また、「飲用水しか備蓄していなくて、洗顔・洗髪できるほどの量を確保していなかった」という失敗談もあります。

 

飲料水だけでなく、生活用水の確保も考えておく必要がありますね。

 

お風呂の残り湯を捨てずに貯めておく習慣は、いざという時に役立ちます。

 

飲用には適しませんが、トイレや洗濯、体を拭くのに使える貴重な水になりますよ。

 

在宅避難に必要な備蓄品チェックリスト

 

在宅避難を選択肢に入れるなら、以下の備蓄を準備しておきましょう。

 

【水・食料】

  • 飲料水(1人1日3リットル×7日分)
  • 生活用水(トイレ、洗顔用)
  • 非常食(缶詰、レトルト、乾パンなど7日分)
  • カセットコンロ・ボンベ(最低6本)

 

【衛生用品】

  • 簡易トイレ・凝固剤(1人1日5〜7回分×7日分)
  • ウェットティッシュ(体拭き用にも)
  • ゴミ袋(大・小サイズ多めに)
  • トイレットペーパー

 

【電気・情報】

  • 懐中電灯・LEDランタン(各部屋に1つ)
  • 電池(多めに)
  • モバイルバッテリー(大容量)
  • ラジオ(電池式)

 

【その他】

  • 常備薬・救急セット
  • 現金(小銭含む)
  • 重要書類のコピー

 

在宅避難の判断ポイント
以下のいずれかに該当する場合は、避難所への移動を検討してください。
・建物に損傷がある
・浸水の恐れがある
・備蓄が3日分未満
・医療的ケアが必要な家族がいる
・周囲の状況が悪化している

 

まとめ
・在宅避難は建物の安全・浸水リスク・備蓄を確認して判断
・江南区は排水施設依存のため浸水に特に注意
・停電するとガス給湯器も使えなくなる
・ライフライン完全復旧は被災から10日かかることも
・飲料水だけでなく生活用水の確保も重要
・状況悪化時は避難所への移動も視野に

 

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気になる住所を入力するだけで、洪水・大雨浸水・海抜などのリスクが一目でわかります。

 

在宅避難が可能かどうかの判断材料として、ぜひご活用ください。

 

「うちは大丈夫」と思い込まず、まずはリスクを確認することから始めましょう。