新潟市西区のハザードマップ完全ガイド|五十嵐・寺尾地区の安全性を解説
新潟市西区は、高台エリアと低地エリアで災害リスクが大きく異なります。あなたの住むエリアは安全ですか?
ハザードマップを確認すれば、五十嵐・寺尾地区の高台は災害リスクが非常に低く、小新・青山地区の低地は注意が必要なことがわかります。
この記事では、新潟市西区のハザードマップの種類・見方・入手方法を詳しく解説し、エリア別の災害対策をご紹介します。

新潟市西区のハザードマップとは
ハザードマップとは、災害が発生した際に予想される被害範囲や避難場所を示した地図です。
ハザードマップの目的
- 自宅や職場の災害リスクを確認する
- 避難場所と避難経路を事前に確認する
- 災害時の避難行動を計画する
- 地域の防災活動に活用する
新潟市が作成しているハザードマップの種類
| 種類 | 目的 | 西区の特徴 |
|---|---|---|
| 洪水ハザードマップ | 河川氾濫時の浸水想定 | 高台は低リスク、低地は注意 |
| 津波ハザードマップ | 津波浸水想定・到達時間 | 高台は低リスク、低地は注意 |
| 浸水ハザードマップ | 大雨時の内水氾濫想定 | 高台は低リスク、低地は注意 |
| 液状化マップ | 液状化リスクの分布 | 砂丘間低地で高リスク |
| 土砂災害マップ | 土砂災害警戒区域 | 該当なし(砂丘地形) |
西区の地形的特徴【高台エリアと低地エリア】
西区は新潟砂丘の地形により、災害リスクが地域で大きく異なります。
高台エリア(五十嵐・寺尾・内野・坂井輪)
海抜20m以上の新潟砂丘の高台で、災害リスクが非常に低いエリアです。
- 洪水リスク:低い(ほぼなし)
- 津波リスク:低い(ほぼなし)
- 浸水リスク:低い(ほぼなし)
- 液状化リスク:低い(砂丘尾根部)
1964年新潟地震でも被害が少なく、1975年に新潟大学が移転したのも地盤の良さが評価されたためです。
低地エリア(小新・青山・大野町)
海抜が低い砂丘間低地で、災害リスクが高いエリアです。
- 洪水リスク:高い(西川・新川氾濫)
- 津波リスク:高い(日本海沿岸)
- 浸水リスク:高い(排水能力超過)
- 液状化リスク:高い(砂丘間低地)
1998年豪雨では浸水被害が発生し、津波避難ビルの確認が重要です。
西区の洪水ハザードマップ【西川・新川氾濫】
西区の洪水リスクは、エリアによって大きく異なります。
洪水ハザードマップとは
河川が大雨で増水し、堤防が決壊した場合の浸水予想結果を示したマップです。
浸水の深さを色別で表示しており、黄色が薄いほど浅く、桃色・紫色が濃いほど深くなります。
西区の洪水リスクの特徴
西川・新川が西区を流れており、氾濫すると低地エリアで浸水します。
高台エリア(五十嵐・寺尾・内野)は海抜20m以上で、洪水リスクがほぼありません。
低地エリア(小新・青山・大野町)は、西川・新川氾濫時に浸水リスクがあります。
洪水ハザードマップで確認すること
- 自宅の浸水想定(深さと範囲)
- 家屋倒壊等氾濫想定区域(特に危険なエリア)
- 最寄りの避難所(浸水想定区域外)
- 避難経路(浸水しない経路)
西区の津波ハザードマップ【日本海沿岸】
西区の津波リスクも、エリアによって大きく異なります。
津波ハザードマップとは
国の新たな指針に基づいた津波浸水想定区域を示したマップです。
新潟市の津波ハザードマップは、以下の3種類があります。
- 浸水想定図:津波による浸水の深さを色別で表示
- 到達時間図:津波が到達するまでの時間を色別で表示
- せり上がり図:建物に衝突して高く跳ね上がる津波の威力を表示
西区の津波リスクの特徴
高台エリア(五十嵐・寺尾・内野)は海抜20m以上で、津波リスクがほぼありません。
低地エリア(小新・青山・大野町)は日本海沿岸に近く、津波リスクがあります。
1964年新潟地震では、低地エリアで津波被害が発生しました。
津波ハザードマップで確認すること
- 自宅の津波浸水想定(深さと範囲)
- 津波到達時間(何分後に津波が来るか)
- 最寄りの津波避難ビル(3階以上)
- 高台への避難経路(五十嵐・寺尾方面)
西区の浸水ハザードマップ【内水氾濫】
西区の内水氾濫リスクも、エリアによって異なります。
浸水ハザードマップとは
下水道の雨水排水能力を上回る雨が降った場合に、浸水が想定される区域と深さを示したマップです。
河川の氾濫が始まる前の段階を想定しており、内水氾濫のリスクを確認できます。
想定している降雨
1998年8月4日に新潟市で観測された最大降雨(時間最大97mm)を想定しています。
この豪雨では、西区でも越後線の小針駅~寺尾駅間で線路路盤が流出しました。
西区の内水氾濫リスクの特徴
高台エリア(五十嵐・寺尾・内野)は、雨水が自然に流れ落ちるため、浸水リスクが低いです。
低地エリア(小新・青山・大野町)は、排水能力を超える降雨時に浸水リスクがあります。
1998年豪雨でも、低地エリアで浸水被害が発生しました。
浸水ハザードマップで確認すること
- 自宅の浸水想定(深さと範囲)
- 排水機場の位置
- 浸水しにくい避難経路
- 自宅での垂直避難の可否(2階以上への避難)
西区の液状化マップ【砂丘間低地】
西区の液状化リスクは、砂丘の地形により異なります。
液状化マップとは
北陸地方整備局が作成した、過去の液状化発生状況や地形地質等の情報から、液状化しやすさの傾向を示したマップです。
西区の液状化リスクの特徴
砂丘の尾根部分(五十嵐・寺尾・内野)は地盤が固く、液状化リスクが低いです。
砂丘間低地(小新・青山・大野町)は地盤が緩く、液状化リスクが高いです。
1964年新潟地震では、高台エリアの被害は少なく、低地エリアで液状化が発生しました。
液状化マップで確認すること
- 自宅の液状化リスク(高・中・低)
- 地盤改良の必要性
- 地震保険の加入検討
- 建物の基礎工事の重要性
西区のハザードマップ入手方法【3つの方法】
西区のハザードマップを入手する方法を3つご紹介します。
①新潟市公式サイト(最も確実)
新潟市公式サイトで、各種ハザードマップをPDFでダウンロードできます(2025年8月1日更新)。
URL: https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/bosai/hinanjo/kouzui_hinanchizu/index.html
中学校区ごとに作成された「総合ハザードマップ」と、河川別の「洪水ハザードマップ」があります。
②にいがたeマップ(Web版)
新潟市地図情報サービス「にいがたeマップ」で、各種ハザードマップを地図上で確認できます。
URL: https://niigata.e-map.geogeo.jp/
災害種類別に切り替えて表示でき、自宅の住所を検索して確認できます。
③区役所・防災課で配布
西区役所総務課や危機管理防災局防災課で、紙のハザードマップを配布しています。
- 西区役所総務課:025-264-7120
- 危機管理防災局防災課:025-226-1143
ハザードマップの見方【エリア別チェックポイント】
西区は地形により災害リスクが異なるため、エリア別にチェックポイントが異なります。
高台エリア(五十嵐・寺尾・内野・坂井輪)にお住まいの方
□洪水ハザードマップで浸水想定を確認(ほぼリスクなし)
□津波ハザードマップで浸水想定を確認(ほぼリスクなし)
□液状化マップで地盤リスクを確認(低リスク)
□最寄りの避難所を確認(地震時の避難先)
低地エリア(小新・青山・大野町)にお住まいの方
□洪水ハザードマップで西川・新川氾濫時の浸水想定を確認
□津波ハザードマップで津波浸水想定と到達時間を確認
□浸水ハザードマップで大雨時の内水氾濫リスクを確認
□液状化マップで地盤の液状化リスクを確認
□最寄りの津波避難ビルを確認
□高台への避難経路を確認(五十嵐・寺尾方面)
西区で災害に備えるために
ハザードマップを活用して、エリアに応じた災害対策を実施しましょう。
高台エリアにお住まいの方
□地震への備え(家具の転倒防止、非常持ち出し袋)
□地震保険への加入
□避難所の確認
低地エリアにお住まいの方
□地震保険に加入する(液状化リスクが高い)
□津波避難ビルの場所を確認
□高台への避難経路を確認(五十嵐・寺尾方面)
□垂直避難の準備(2階以上への避難)
□非常持ち出し袋を準備
□家族で避難計画を共有
まとめ:西区は高台が最も安全
新潟市西区のハザードマップについて解説してきました。
西区は新潟砂丘の地形により、高台エリアと低地エリアで災害リスクが大きく異なります。
五十嵐・寺尾・内野・坂井輪の高台エリアは海抜20m以上で、洪水・津波・浸水・液状化のリスクが非常に低いです。
小新・青山・大野町の低地エリアは、西川・新川氾濫、津波、内水氾濫、液状化のリスクがあります。
ハザードマップは、新潟市公式サイト、にいがたeマップ、区役所で入手できます(2025年8月1日更新)。
高台エリアは災害リスクが低く、低地エリアは津波避難ビルの確認と高台への避難経路の確認が重要です。
ハザードマップで自宅のエリアの災害リスクを確認し、エリアに応じた災害対策を実施しましょう。
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