新潟市4区の大雨浸水リスク徹底比較!最も安全な区はどこ?
新潟市でマイホームの購入や賃貸を検討している方にとって、どの区を選ぶかは非常に重要な決断です。
1998年8月4日、新潟市では1時間に97mmという猛烈な雨が降り、1万棟を超える家屋が浸水する被害が発生しました。
近年もゲリラ豪雨が頻発しており、下水道の排水能力を超える大雨による浸水リスクが高まっています。
この記事では、新潟市4区の大雨浸水リスクを徹底比較し、各区の特徴と安全なエリアをご紹介します。

新潟市4区の大雨浸水リスク比較【一目でわかる】
まずは、新潟市4区の大雨浸水リスクをデータで比較してみましょう。
| 区名 | 町名数 | 浸水平均 | スコア4 | スコア3以上 | スコア0 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中央区 | 211町名 | 1.17 | 0町名 | 3.3% | 32.2% |
| 西区 | 123町名 | 1.37 | 1町名 | 7.3% | 35.0% |
| 東区 | 103町名 | 1.89 | 0町名 | 0.0% | 2.9% |
| 江南区 | 103町名 | 2.01 | 0町名 | 1.9% | 0.0% |
このデータから、以下のことがわかります。
- 中央区:平均1.17と最も低く、スコア0が32.2%
- 西区:平均1.37、スコア0が35.0%と最も多い
- 東区:平均1.89、スコア2が92.2%と大部分
- 江南区:平均2.01と最も高く、スコア0がゼロ
大雨浸水リスクとは?【洪水との違い】
大雨浸水リスクは、洪水リスクとは異なります。
洪水リスク(外水氾濫)
信濃川や阿賀野川などの河川が氾濫して浸水する被害です。
大雨浸水リスク(内水氾濫)
下水道の排水能力を超える大雨が降った場合、雨水が排水しきれずに浸水する被害です。
ゲリラ豪雨のような短時間の集中豪雨で発生しやすく、河川が氾濫していなくても浸水します。
マンホールから水があふれたり、道路が冠水したりするのが特徴です。
各区の特徴を徹底比較【どの区が安全?】
大雨浸水リスクだけでなく、各区の地理的特徴も理解して総合的に判断することが大切です。
🏙️ 中央区:4区で最も大雨浸水リスクが低い
- 大雨浸水平均1.17と4区で最低
- スコア0が32.2%で比較的多い
- スコア3以上は3.3%のみ
- 下水道整備が古くから進んでいる
- 新潟駅周辺は排水設備が充実
🌾 西区:高台エリアが大雨浸水に強い
- 大雨浸水平均1.37
- スコア0が35.0%と4区で最も多い
- 五十嵐地区の高台は排水良好
- 分流式下水道で雨水処理が効率的
- スコア4は新中浜の1町名のみ
✈️ 東区:全域で中程度のリスク
- 大雨浸水平均1.89
- スコア2が92.2%と大部分
- スコア0はわずか2.9%
- 平坦な地形で排水が困難
- スコア3以上はゼロ
🏗️ 江南区:4区で最も大雨浸水リスクが高い
- 大雨浸水平均2.01と4区で最高
- スコア2が97.1%とほぼ全域
- スコア0がゼロ
- 平坦な農地が多い地形
- 2028年開発で排水設備整備予定
新潟市4区で大雨浸水リスクが低い地域 TOP5
4区全体の中から、大雨浸水リスクが特に低い安全なエリアをご紹介します。
| 順位 | 区名 | 町名 | 浸水スコア | 海抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 西区 | 寺尾西 | 0 | 27.6m |
| 2位 | 西区 | 大学南 | 0 | 27.4m |
| 3位 | 西区 | 小針台 | 0 | 25.3m |
| 4位 | 西区 | 五十嵐東 | 0 | 25.2m |
| 5位 | 西区 | 寺尾中央公園 | 0 | 24.2m |
TOP5はすべて西区の高台エリアで、海抜20m以上、大雨浸水リスクなし(スコア0)です。
西区の五十嵐地区・寺尾地区・小針地区の高台は、地形を活かした排水が良好で、大雨浸水に非常に強いエリアです。
全4区でスコア0は114町名ありますが、その約38%が西区に集中しています。
新潟市4区で大雨浸水リスクが高い地域 TOP5
一方で、4区全体の中で特に注意が必要なエリアもご紹介します。
| 順位 | 区名 | 町名 | 浸水スコア | 海抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 中央区 | 小張木 | 3 | -2.0m |
| 2位 | 西区 | 北場 | 3 | -1.8m |
| 3位 | 中央区 | 清五郎 | 3 | -1.1m |
| 4位 | 西区 | 亀貝 | 3 | -1.1m |
| 5位 | 中央区 | 弁天橋通 | 3 | -0.7m |
スコア3以上は4区で18町名あり、中央区7町名、西区9町名、江南区2町名です。
東区はスコア3以上がゼロで、極端に危険なエリアは存在しません。
小張木(中央区)は海抜-2.0mと4区で最も低く、大雨時の排水が非常に困難です。
1998年8月新潟豪雨の教訓
1998年8月4日、新潟市では1時間に97mmという猛烈な雨が降り、12時までの半日で260mmに達しました。
この大雨で、新潟市では1万棟を超える家屋が浸水する被害が発生しました。
これは内水氾濫(下水道の排水能力を超える浸水)の典型的な事例です。
この教訓から、新潟市では以下の対策が進められています。
- 下水道雨水排水能力の向上
- 雨水浸透ます・貯留タンク設置助成
- 道路冠水想定箇所の公表
- 浸水ハザードマップの作成
ライフスタイル別おすすめエリア【大雨浸水リスクで選ぶ】
あなたのライフスタイルに合わせて、最適な区を選びましょう。
| 重視するポイント | おすすめの区 | 理由 |
|---|---|---|
| 大雨浸水リスク最小 | 中央区 | 平均1.17、スコア0が32.2% |
| 高台の安全性 | 西区(五十嵐地区) | 海抜20m以上、スコア0が35.0% |
| 利便性 | 中央区(新潟駅周辺) | 新潟駅近く、排水設備充実 |
| 将来性 | 江南区(亀田地区) | 2028年開発、排水設備整備 |
| 空港アクセス | 東区 | 空港近く、スコア2で中程度 |
気を付けたほうがいいこと【全区共通】
どの区に住む場合でも、以下の大雨浸水対策は必須です。
□住まハザで自宅の町名を検索し、大雨浸水スコアを確認する
□浸水ハザードマップを確認し、浸水想定区域を把握する
□道路冠水想定箇所をチェックする
□雨水浸透ますや貯留タンクの設置を検討する(助成制度あり)
□下水道逆流防止弁の設置を検討する
□側溝や雨どいを定期的に清掃する
□非常用持ち出し袋を玄関近くに置く
□1998年新潟豪雨の教訓を学ぶ
まとめ:大雨浸水リスクは区によって大きく異なる
新潟市4区の大雨浸水リスクを比較してきました。
中央区は平均1.17と最も低く、スコア0が32.2%で、下水道整備が古くから進んでいるため比較的安全です。
西区は平均1.37で、五十嵐地区の高台(海抜20m以上)はスコア0が多く、4区で最も大雨浸水に強いエリアです。
東区は平均1.89で、スコア2が92.2%と大部分を占め、全域で中程度のリスクがあります。
江南区は平均2.01と最も高く、スコア2が97.1%、スコア0がゼロで、全域で注意が必要です。
大雨浸水リスクを避けるなら、中央区か西区の高台エリアがおすすめです。
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