新潟市中央区の大雨浸水リスクを徹底解説!安全なエリアと注意すべきポイント

更新日:2025.12.16

新潟市中央区でマイホームの購入や賃貸を検討している方、またはすでに中央区にお住まいの方にとって、大雨浸水リスクの確認は重要です。

1998年8月4日、新潟市では1時間に97mmという猛烈な雨が降り、1万棟を超える家屋が浸水する被害が発生しました。

近年、ゲリラ豪雨が頻発しており、下水道の排水能力を超える大雨による浸水リスクが高まっています。

この記事では、新潟市中央区の大雨浸水リスクをデータで詳しく解説し、安全なエリアと注意が必要なエリアをご紹介します。

 

大雨浸水リスクとは?【洪水との違い】

大雨浸水リスクは、洪水リスクとは異なります。

洪水リスク(外水氾濫)

信濃川などの河川が氾濫して浸水する被害です。

大雨浸水リスク(内水氾濫)

下水道の排水能力を超える大雨が降った場合、雨水が排水しきれずに浸水する被害です。

ゲリラ豪雨のような短時間の集中豪雨で発生しやすく、河川が氾濫していなくても浸水します。

マンホールから水があふれたり、道路が冠水したりするのが特徴です。

 

中央区の大雨浸水リスクの特徴【データで見る】

新潟市中央区の大雨浸水リスクをデータで見てみましょう。

項目 データ
対象町名数 211町名
大雨浸水スコア平均 1.17
スコア3以上の割合 3.3%
スコア4(最高リスク) 0町名
スコア0(リスクなし) 68町名(32.2%)

中央区は大雨浸水スコア平均1.17で、4区の中で最も低い数値です。

スコア2が42.7%と最も多く、スコア3以上は3.3%のみです。

スコア4の町名はゼロで、極端に危険なエリアは存在しません。

 

大雨浸水リスクが高い地域 TOP5

中央区で特に大雨浸水リスクが高い地域をご紹介します。

町名 大雨浸水スコア 海抜 特徴
小張木 3 -2.0m 海抜マイナス
清五郎 3 -1.1m 海抜マイナス
弁天橋通 3 -0.7m 海抜マイナス
祖父興野 3 0.4m 低地エリア
桜木町 3 0.5m 低地エリア

スコア3の7町名は、いずれも海抜が低いエリアです。

小張木は海抜-2.0mと中央区で最も低く、大雨時の排水が困難なエリアです。

これらのエリアでは、ゲリラ豪雨時に道路冠水や浸水が発生しやすいです。

 

大雨浸水リスクが低い地域 TOP5

中央区には大雨浸水リスクが低い安全なエリアがあります。

町名 大雨浸水スコア 海抜 特徴
有明大橋町 0 6.0m 海抜が高い
有明台 0 5.5m 高台エリア
旭町通 0 4.2m 高台エリア
海辺町 0 2.6m 排水良好
翁町 0 0.8m 排水良好

スコア0の68町名(32.2%)は、排水設備が整っているか、海抜が高いエリアです。

有明大橋町・有明台は海抜5m以上で、大雨時も浸水リスクが低いです。

新潟駅周辺エリアの多くはスコア0〜1で、比較的安全です。

 

中央区の雨水排水対策【街づくりの取り組み】

中央区では、大雨浸水被害を減らすため、さまざまな雨水排水対策が進められています。

①下水道整備の推進

新潟市では、下水道の雨水排水能力を向上させるため、雨水管の整備を進めています。

中央区は旧新潟市域として古くから下水道整備が進んでおり、排水設備が比較的充実しています。

②雨水流出抑制施設の助成

新潟市では、雨水浸透ますや貯留タンクを設置する方に助成金を交付しています。

各家庭で雨水を一時的に貯めることで、下水道への負担を軽減します。

③道路冠水想定箇所の公表

新潟市では、ゲリラ豪雨時に冠水するおそれのある箇所をマップで公表しています。

中央区にも複数の道路冠水想定箇所があり、大雨時は通行に注意が必要です。

④下水道逆流防止対策

大雨時、下水道から逆流した水が建物内に浸入するのを防ぐため、逆流防止弁の設置が推奨されています。

 

1998年8月新潟豪雨の教訓

1998年8月4日、新潟市では1時間に97mmという猛烈な雨が降り、12時までの半日で260mmに達しました。

この大雨で、新潟市では1万棟を超える家屋が浸水する被害が発生しました。

中央区でも多くの地域で浸水被害があり、この教訓から雨水排水対策が強化されました。

近年もゲリラ豪雨が頻発しており、引き続き注意が必要です。

 

気を付けたほうがいいこと

大雨時の浸水被害を減らすために、以下の対策を心がけましょう。

大雨が予想される時

□気象情報をこまめに確認する

□側溝や雨どいの掃除をしておく

□土のうや止水板を準備する

□浸水想定区域を確認しておく

□車は高い場所に移動させる

 

大雨が降り始めたら

□道路冠水想定箇所には近づかない

□アンダーパスや低地の道路を避ける

□地下室や地下駐車場の浸水に注意

□マンホールから水があふれている場所は近づかない

□車での外出を控える

 

自宅でできる対策

□雨水浸透ますや貯留タンクの設置(助成制度あり)

□下水道逆流防止弁の設置

□排水口や側溝の定期的な清掃

□浸水ハザードマップの確認

□重要な物は高い場所に保管

 

まとめ:中央区は大雨浸水リスクが4区で最も低い

新潟市中央区は、大雨浸水スコア平均1.17と4区の中で最も低く、比較的安全なエリアです。

スコア3以上はわずか3.3%で、スコア4の町名はゼロです。

小張木・清五郎・弁天橋通など7町名がスコア3で、海抜が低いエリアは注意が必要です。

一方、有明大橋町・有明台など68町名(32.2%)はスコア0で、大雨浸水リスクがありません。

中央区では下水道整備や雨水流出抑制施設の助成など、さまざまな対策が進められています。

1998年の新潟豪雨では1万棟以上が浸水する被害がありましたが、その教訓を活かした街づくりが行われています。

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