住まハザのスコアで不動産購入を判断する方法——新潟市で「安全な家」を選ぶための具体的な使い方
建築業界20年・不動産業界10年・損害保険販売6年の経験を持つ新潟市の専門家。二級建築士・宅地建物取引士・FP・損保代理店の資格を保有。自宅が地震で被災した際の保険申請も実体験として経験しています。2026年7月の大雨でも現地確認を実施した新潟市の防災と不動産のプロです。

なぜ不動産購入前にハザードマップを確認すべきなのか
住宅は、多くの方が35年前後の住宅ローンを組んで購入する、人生で最も大きな買い物です。間取りや価格、通勤の利便性は、内見や資料で確認できます。しかし、その土地が将来どのような災害リスクを抱えているかは、見た目では分かりません。
建物は、リフォームや建て替えで性能を高められます。一方、土地の海抜や地盤、河川との位置関係は、購入後に変えることができません。購入前の確認が、10年後・20年後のリスクを大きく左右します。
2026年7月26日の大雨では、新潟市中央区・東区・北区で20棟以上の住宅が浸水しました。浸水したエリアは、ハザードマップで以前から浸水想定区域とされていた場所と重なっていました。検証の詳細は、住まハザで確認——2026年7月大雨で浸水した新潟市のエリアとハザードマップの一致を検証で解説しています。
万が一、購入した家が被災した場合、修繕費や住み替えの費用は購入者の負担になります。火災保険の水災補償や公的支援で補える範囲には限りがあり、保険が使えるかどうかは条件次第です。だからこそ、被災しにくい場所を選ぶことが、最も確実な備えになります。
ハザードマップは、予言ではなく、過去の災害や地形をもとにした科学的なリスクの目安です。購入前に確認しておけば、リスクを知ったうえで、対策をするか、別の場所を選ぶかを判断できます。
住まハザとは——国土交通省のハザードマップと何が違うのか
住まハザは、新潟市に特化したハザードマップツールです。国土交通省・北陸地方整備局・新潟市が発行した資料をもとに、代表地点で計測し、町名単位でおおよその危険レベルを表示しています。住まハザは、公開当初から新潟市の中央区・西区・東区・江南区のハザードマップを掲載しています。
住まハザのスコアの読み方——5つの項目を正しく理解する
町ごとのページには、「◯◯のハザードスコア」として5つの項目が表示されます。それぞれが何を表しているのかを理解しておくと、数字の意味が分かります。
実際にやってみよう——気になる物件・エリアをスコアで確認する手順
操作は難しくありません。住まハザのトップページから、次の手順で確認できます。
家族で候補を話し合うときにも、スコアは共通の物差しになります。「なんとなく不安」を数字で確認できれば、冷静に比較できます。賃貸でも、更新や引っ越しの前に確認しておくと安心です。購入だけでなく、住み替えの検討にも活用できます。
区ごとの傾向を知りたい方は、新潟市のハザードマップ4区徹底比較も参考になります。ハザードマップの見方の基本は、家を買う人のためのハザードマップの見方で解説しています。
ハザードスコアが高い物件をどう判断するか——不動産のプロの視点
スコアが高いからといって、必ず避けなければならないわけではありません。リスクを理解し、対策と価格が見合うなら、購入という判断もあります。不動産業界10年・建築業界20年の立場から、判断の目安を整理します。
水害と資産価値の関係は、新潟市の大雨・水害リスクと不動産価値の関係でも解説しています。
NoTownは、新潟市西区に拠点を置く不動産会社です。二級建築士・宅地建物取引士・FP・既存住宅状況調査技術者の資格を持ち、損害保険の代理店でもあります。ハザードスコアを踏まえた物件選び、建物の診断、火災保険の見直しまで、一つの窓口で相談できます。
まとめ——住まハザを使った賢い家選びで、新潟市の災害リスクから家族を守る
・住まハザは、津波・液状化・川の氾濫・大雨による浸水・海抜を町単位で確認できる
・スコアが高い=リスクが高い。どの項目が高いのかを見る
・候補エリアのスコアを比較し、気になる物件は国・市のハザードマップで個別に確認する
・スコアが高くても、対策・保険・価格が見合えば購入を検討できる
これから新潟市で家を購入する方は、物件の内見の前に、まず住まハザで町のスコアを確認する習慣をつけてください。リスクを知ったうえで選んだ家は、10年後・20年後の安心につながります。
🌐 https://notown-niigata.com
※住まハザのスコアは、町名単位のおおよその危険レベルを示すものであり、個別の物件の安全性を保証するものではありません。購入の判断にあたっては、国・自治体のハザードマップや現地の状況もあわせてご確認ください。